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私たちについて

  • 2003年の創業以来、
    真心込め紡いできた刺青アートの数々。
    タトゥーの持つ力を信じて。

    タトゥーは人に喜びを与え心を豊かにしてくれる。入れたその人だけが感じとれる特別な魅力が存在する。私たちはタトゥーの持つ力を信じ、その力をみなさまに届けてゆける側に立ちたい、その思いを胸にタトゥーアーティストの道に進むことを決意しました。2003年、さいたま市(旧浦和市)に小さなタトゥースタジオをオープンしました。

  • 表現の可能性を追究し磨きあげる技術。そして和彫りの世界へ。‐ その1 ‐

    タトゥーの表現領域を広げるため、これまで培ってきた経験をもとに更なる向上を目指します。デザインのこと、使用する道具やインク、針などの調整や見直しを繰り返しおこない、二人の感性を共有しあい意見を深めてゆく。これは二人が中学校からの付き合いで30年近く身近にいる存在、お互いにタトゥーアーティストだからこそできる特権です。

  • 表現の可能性を追究し磨きあげる技術。そして和彫りの世界へ。‐ その2 ‐

    SHIGEHARAは、ある一冊の本と出会います。昭和に活躍された巨匠彫師の刺青作品集。この方の作品に強く心を打たれました。
    そしてSHIGEHARAのアーティスト人生は大きく変わっていきます。和彫りの世界へと踏み出したのです。

  • 海外タトゥーコンベンションへ。
    世界のタトゥーシーンから学んだことを活かして。

    世界各地で開かれる様々なタトゥーコンベンションに参加しました。私たちにとってコンベンションの存在は、これまで自分自身が学び得たものを発信する場であると同時に、海外アーティストとの交流や最先端のタトゥー道具機材の発見など、世界のTATTOOから学ぶ場所でもありました。
    〝タトゥーは人の心を豊かにする”これは世界共通であることを再発見できた経験でもありました。

  • 独創的な作品を創り上げるオリジナル機材への研究。‐ その1 ‐

    タトゥー機材の軸となるのがタトゥーマシンです。世界中には数多くのタトゥーマシンが存在し販売され、彫師はその中で自分に適したマシンをチョイスします。しかしマシンの多くには一長一短があります。私たちはこれをどうにかできないかと考えた末、自分の腕に合わせたオリジナルマシンを開発することにしました。

  • 独創的な作品を創り上げるオリジナル機材への研究。‐ その2 ‐

    精密機器を扱う町工場、モーター開発会社の方たちから協力を頂きながら試作を繰り返しました。針先の動きを見極め調整し、発見と研究を繰り返す日々。その製作過程は、直接的に今現在の施術に活かされています。マシンはもはや道具ではなく手の一部としての存在です。

  • 感覚感性を磨く旅。

    芸術的能力を高めるために時間が可能なかぎり外の世界に触れるよう心掛けてます。各地の建造物を観にいったり美術品を見学すること、植物、生きものの表情や動きをとらえたり、大自然の壮大さに圧倒されたり、その地の歴史文化を知ること。自分で足を運び、目でみて肌で感じる、そんな旅によく出かけます。
    自分自身のキャパシティを広げたり、時として狭めようと試みたりするのも大切なのかなと思います。

  • タトゥーアーティストの自由を求めて。‐ その1 ‐

    2015年、タトゥーを施術することは医療行為に当たるとして多くのアーティストたちが起訴されるという事件があり、そこに待ったをかけたのが若干26歳の彫師でした。彼に賛同し多くの人々が集まり、この事件は社会問題にまで発展しました。この裁判は今後日本でタトゥー制作活動を行ってゆけるのか否か、私たち自身の戦いでもありました。

  • タトゥーアーティストの自由を求めて。‐ その2 ‐

    そして5年という長い年月の末に彼は勝訴しました。この勝訴は単に裁判に勝ったのではなく、国内のタトゥーアーティストが公に職業として認められるきっかけを作ったのです。
    日本において、温泉やプールなどの公共施設ではタトゥーを制限されているところが多いです。私個人的にはこの制限は非常にナンセンスだと思っています。
    この事件はタトゥーが世の中により認知された出来事であったと同時に、無知がゆえの偏見からなる誤解が、少しでも解かれるきっかけを作ってくれた裁判判決だとも思います。

  • 日々の制作活動から未来へ。‐ その1 ‐

    今年で20年目をむかえる私たちですが、オープン当初から、末永く彫り続けてゆけること、これをよく話し合い目標にしてきました。この目標は、本当の意味で施術を受ける方が喜んでもらえる作品、人々に感動を与えられる作品、そういう刺青タトゥーを創れる自分たちで在りつづけること、とイコールだと考えています。

  • 日々の制作活動から未来へ。‐ その2 ‐

    タトゥーアートを創る私たちはどんな存在で、タトゥーを施すとはどのようなことなのか?その意味を考え学び、探究し続けてゆくこと。大胆な目標や活動を求めるのではなく、毎日の仕事をていねいに大事に努めてゆくこと。これこそが未来が開けてゆくのだと思います。
    これからももっともっと良い作品創りにチャレンジしていきたいです。

アーティスト

Yasuno
Shigehara

彫師歴:2003年〜

カラーワーク他、トライバル、ブラック&グレイなどを中心に製作しています。
TATTOOは“一生もの”だからこそ、みなさまに心から気に入っていただける作品を、SHIGEHARAとともに研究を重ねてまいりました。
アーティストの他に、スタジオのマネジメントなども行っています。

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